「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」 [MOVIE]
今でこそ美味しいワインで有名なカリフォルニアのナパ・バレーですが、1970年代のフランスでは全く相手にされていなかった。というか、あまり知られていなかったのかも。
その頃、フランスでワインショップとワイン教室を営むイギリス紳士が、自分の店を売り込むためのイベントとして、仏米のワインを飲み比べるコンテストを企画し、ナパに交渉にでかけていく。
ナパ・バレーではたくさんの醸造家が熱心にワインづくりに勤しんでいます。特に、シャトー・モンテレーナの経営者は勤めていた法律事務所を辞め、奥さんとも別れて頑張っているのですが、経営は傾く一方。彼の放蕩息子と、ここで働くメキシコ系の青年と、インターンの女子が中心になって、ワインへの熱い情熱が若いパワーとともに描かれていきます。
コンテストに出品するまでのもめ事、ワインを飛行機でフランスに運ぶためのドタバタ、そしてコンテストの様子とその結果と見どころ満載。実話をもとにしたストーリーとのことなので、この事件がなければ今ほどナパのワインはメジャーではなかったのかもしれないです。
この作品、映像がとてもキレイで何度も見たくなる映画です。
父子の愛情、友情もいい感じに描かれていますが、個人的にはバーの女の子がいい味出していて好きかも。
その頃、フランスでワインショップとワイン教室を営むイギリス紳士が、自分の店を売り込むためのイベントとして、仏米のワインを飲み比べるコンテストを企画し、ナパに交渉にでかけていく。
ナパ・バレーではたくさんの醸造家が熱心にワインづくりに勤しんでいます。特に、シャトー・モンテレーナの経営者は勤めていた法律事務所を辞め、奥さんとも別れて頑張っているのですが、経営は傾く一方。彼の放蕩息子と、ここで働くメキシコ系の青年と、インターンの女子が中心になって、ワインへの熱い情熱が若いパワーとともに描かれていきます。
コンテストに出品するまでのもめ事、ワインを飛行機でフランスに運ぶためのドタバタ、そしてコンテストの様子とその結果と見どころ満載。実話をもとにしたストーリーとのことなので、この事件がなければ今ほどナパのワインはメジャーではなかったのかもしれないです。
この作品、映像がとてもキレイで何度も見たくなる映画です。
父子の愛情、友情もいい感じに描かれていますが、個人的にはバーの女の子がいい味出していて好きかも。
2008年に見た映画を振り返る [MOVIE]
2008年のテーマのひとつは、ふだん見ない映画を見ることでした。
劇場で見たものは少ないですが、CSを中心にテレビではいろいろ見ました。ブログに描いていないものも含めて、50~60本は見たかな。
で、勝手にお気に入りをランキング!
第1位「クライマーズ・ハイ」
横山秀夫の原作というだけで面白いことは間違いない。
堤真一と堺雅人もいい!
日航機墜落事故からの1週間を描く新聞記者のドラマです。
第2位「RADIO」
エド・ハリスがかっこいい!
高校のアメフトチームの監督と、グラウンドの周りをうろつく知的障がい者の青年との交流。実話が元になっています。
第3位「g@me」
東野圭吾原作の数々の映画の中で、一番いいデキでは?
最後までハラハラする展開がいいし、藤木直人と仲間由紀恵がきれい。石橋凌も相変わらずかっこいいです。
あとは1月の初めに見た「博士の愛した数式」と、年末に見た「バッファロー'66」もよかった。
やはり大事なのは原作なのかもしれないです。
劇場で見たものは少ないですが、CSを中心にテレビではいろいろ見ました。ブログに描いていないものも含めて、50~60本は見たかな。
で、勝手にお気に入りをランキング!
第1位「クライマーズ・ハイ」
横山秀夫の原作というだけで面白いことは間違いない。
堤真一と堺雅人もいい!
日航機墜落事故からの1週間を描く新聞記者のドラマです。
第2位「RADIO」
エド・ハリスがかっこいい!
高校のアメフトチームの監督と、グラウンドの周りをうろつく知的障がい者の青年との交流。実話が元になっています。
第3位「g@me」
東野圭吾原作の数々の映画の中で、一番いいデキでは?
最後までハラハラする展開がいいし、藤木直人と仲間由紀恵がきれい。石橋凌も相変わらずかっこいいです。
あとは1月の初めに見た「博士の愛した数式」と、年末に見た「バッファロー'66」もよかった。
やはり大事なのは原作なのかもしれないです。
「歓喜の歌」(2008) [MOVIE]
年末らしい、ほのぼのする映画。原作が立川志の輔の新作落語というから、テンポが良くて面白いです。
小林薫演じる文化会館の主任が、誤ってママさんコーラスの年末公演をダブルブッキング。ありえないけど、落語だからありなのかしら?
片方は、毎年公演している優雅なグループ。由紀さおりがリーダーで、ほかにも市長の嫁がいたり、とにかく本格派。
もう一方は、パートの合間に練習する庶民派グループ。もと音楽教師の安田成美がリーダーで、今回が初のコンサート。
このふたつのグループの間であたふたする優柔不断でテキトーな小林薫が、さらに奥さんとの離婚の危機と飲み屋のツケ200万円の取立てに悩みながら奮闘する。
立川志の輔って全く興味なかったけど、なんか面白いじゃん。
小林薫演じる文化会館の主任が、誤ってママさんコーラスの年末公演をダブルブッキング。ありえないけど、落語だからありなのかしら?
片方は、毎年公演している優雅なグループ。由紀さおりがリーダーで、ほかにも市長の嫁がいたり、とにかく本格派。
もう一方は、パートの合間に練習する庶民派グループ。もと音楽教師の安田成美がリーダーで、今回が初のコンサート。
このふたつのグループの間であたふたする優柔不断でテキトーな小林薫が、さらに奥さんとの離婚の危機と飲み屋のツケ200万円の取立てに悩みながら奮闘する。
立川志の輔って全く興味なかったけど、なんか面白いじゃん。
「バッファロー'66」(1998米) [MOVIE]
ムショあがりの主人公ビリー(ヴィンセント・ギャロ)も荒々しくて度肝を抜かれるが、その両親もひどいな、ありゃ。
すぐに怒るケチな父親と、アメフト好きな母親。特に母親はひいきのチーム、バッファローが優勝した66年の試合を、ビリーの出産のために見られなかったと未だに恨んでいる。ビリーが久しぶりに家に行くと電話をしても、テレビ観戦中で上の空だし。
そんな両親のもとで育ったせいか、ビリーも切れやすく乱暴。ムショ暮らしを隠してきた両親のもとに、妻を連れて遊びに行くと嘘をつき、偶然出会った女性(クリスティーナ・リッチ)を拉致して連れて行くことになる。
そんなビリーの嘘つきで乱暴で自分勝手な中に、優しさや寂しさを見た彼女が、彼を温かく見守っていくロードムービー?
設定はむちゃくちゃな感じだけど、ビリーの葛藤がうまく描かれていて、印象に残るいい映画でした。
2008年に見た中では上位かな。
すぐに怒るケチな父親と、アメフト好きな母親。特に母親はひいきのチーム、バッファローが優勝した66年の試合を、ビリーの出産のために見られなかったと未だに恨んでいる。ビリーが久しぶりに家に行くと電話をしても、テレビ観戦中で上の空だし。
そんな両親のもとで育ったせいか、ビリーも切れやすく乱暴。ムショ暮らしを隠してきた両親のもとに、妻を連れて遊びに行くと嘘をつき、偶然出会った女性(クリスティーナ・リッチ)を拉致して連れて行くことになる。
そんなビリーの嘘つきで乱暴で自分勝手な中に、優しさや寂しさを見た彼女が、彼を温かく見守っていくロードムービー?
設定はむちゃくちゃな感じだけど、ビリーの葛藤がうまく描かれていて、印象に残るいい映画でした。
2008年に見た中では上位かな。
「アン・ハサウェイ 裸の天使」(2005米) [MOVIE]
「陰日向に咲く」(2008) [MOVIE]
今年はたくさん映画を見てきたけれど、最後がこれじゃイヤかなぁ・・・ という作品でした。
日陰者キャラたちが最後には少しハッピーになる群像劇?
でも、全員が交わるわけでもなく、「この人、必要だったのか?」と思うキャラもいて微妙。
岡田君は借金まみれ、ギャンブル好きの観光バス運転手。
仕事で行った浅草で出会った女性(宮崎あおい)は、母親が売れない芸人時代にコンビを組んでいた初恋の相手(伊藤淳史)を探している。
不仲の父(三浦友和)はカリスマホームレス(西田敏行)に憧れて、エリートサラリーマンからホームレス生活へ。
岡田君はオレオレ詐欺をしてしまうが、その相手は・・・みたいな。
このほか、売れないアイドル(平山あや)と、それを応援するアキバ系オタク(塚本高史)のエピソードも。
塚本高史みたいな端整なイケメンにアキバ系オタクはないでしょう。。。
日陰者キャラたちが最後には少しハッピーになる群像劇?
でも、全員が交わるわけでもなく、「この人、必要だったのか?」と思うキャラもいて微妙。
岡田君は借金まみれ、ギャンブル好きの観光バス運転手。
仕事で行った浅草で出会った女性(宮崎あおい)は、母親が売れない芸人時代にコンビを組んでいた初恋の相手(伊藤淳史)を探している。
不仲の父(三浦友和)はカリスマホームレス(西田敏行)に憧れて、エリートサラリーマンからホームレス生活へ。
岡田君はオレオレ詐欺をしてしまうが、その相手は・・・みたいな。
このほか、売れないアイドル(平山あや)と、それを応援するアキバ系オタク(塚本高史)のエピソードも。
塚本高史みたいな端整なイケメンにアキバ系オタクはないでしょう。。。
「バーバー吉野」(2004) [MOVIE]
荻上直子監督の初長編映画。その後彼女は「かもめ食堂」「めがね」と、スローライフないい感じの映画を作っていますね。
「バーバー吉野」はその町にひとつしかない床屋。学校指定のその床屋で、男子はみな同じ髪型「吉野刈り」にされる。坊主頭やスポーツ刈りならまだしも、そのスタイルは前髪を眉の上で切りそろえる、かわいらしい坊ちゃん刈り。バーバー吉野のおばちゃん(もたいまさこ)は、代々引き継いできたその伝統を守っているし、子供たちもそれに異を唱えることはない。本当はおかしいかも、、、と思いつつ。
そこに東京から茶髪でかっこいい髪型の転校生がやってくる。彼は周りの説得に屈せず、吉野刈りを完全否定。表現の自由は憲法で認められていると主張。この転校生、当然女子にモテるので、男子たちは疎ましく思うのだが、一方で彼のようになりたいと憧れ、いつしか仲良しになっていく。
話の中心はバーバー吉野の息子だ。彼は芽生えた自我や友情の勢いに乗って吉野刈りから脱却しようと頑張るが、そのうちに周囲も吉野刈りを否定し始めると、自分の母親が否定されることに辛さを感じる。
この子が父親に投げかけた質問「大人になるってどういうこと?」
父のこたえは「人にやさしくできるってことじゃないかな」
吉野のおばちゃんが伝統を守るのか捨てるのか、それは見てのお楽しみ。
「バーバー吉野」はその町にひとつしかない床屋。学校指定のその床屋で、男子はみな同じ髪型「吉野刈り」にされる。坊主頭やスポーツ刈りならまだしも、そのスタイルは前髪を眉の上で切りそろえる、かわいらしい坊ちゃん刈り。バーバー吉野のおばちゃん(もたいまさこ)は、代々引き継いできたその伝統を守っているし、子供たちもそれに異を唱えることはない。本当はおかしいかも、、、と思いつつ。
そこに東京から茶髪でかっこいい髪型の転校生がやってくる。彼は周りの説得に屈せず、吉野刈りを完全否定。表現の自由は憲法で認められていると主張。この転校生、当然女子にモテるので、男子たちは疎ましく思うのだが、一方で彼のようになりたいと憧れ、いつしか仲良しになっていく。
話の中心はバーバー吉野の息子だ。彼は芽生えた自我や友情の勢いに乗って吉野刈りから脱却しようと頑張るが、そのうちに周囲も吉野刈りを否定し始めると、自分の母親が否定されることに辛さを感じる。
この子が父親に投げかけた質問「大人になるってどういうこと?」
父のこたえは「人にやさしくできるってことじゃないかな」
吉野のおばちゃんが伝統を守るのか捨てるのか、それは見てのお楽しみ。
劇場版MAJOR:12月13日公開 [MOVIE]
今日、ジャイアンツの野間口選手が試写会に登場したニュースで知った「劇場版MAJOR」。
福岡に転校した吾郎少年が、右肩を壊してサウスポーに転向するエピソードが描かれるらしい。
みっ、見たい。。。でも、観客は子供ばっかりなのかなぁ。
「劇場版MAJOR」オフィシャルサイト
福岡に転校した吾郎少年が、右肩を壊してサウスポーに転向するエピソードが描かれるらしい。
みっ、見たい。。。でも、観客は子供ばっかりなのかなぁ。
「劇場版MAJOR」オフィシャルサイト
「虹の女神 Rainbow Song」(2006) [MOVIE]
今をときめく市原隼人、上野樹里、蒼井優という豪華なキャスト。もっとすごいのは相田翔子だったりする。。。
市原隼人は映像制作の会社でドジながらも懸命に仕事をしているが、そこに突然やってくる上野樹里の飛行機事故死の報せ。二人は学生時代、映画研究会で共にすごしてきた仲間だ。
映画は、出会いから順々に回想が続く。若くてかわいい女子に気を取られる市原隼人と、映画制作に燃える、色気のない上野樹里は特別な関係に発展することもなく、卒業し、働いていた。
お互い好きなのに中途半端な二人の関係は、彼女がアメリカに発ち、彼が年上の女性(相田翔子)と付き合い始めたことで断ち切られたように思えたが、亡くなって初めて大切さに気付く、みたいな。
青春映画ですね。テンポ良くてあっという間でした。
個人的には、上野樹里は好きなら好きって言えばいいのに、と思いました。ペデストリアンデッキでイッチーを蹴ったりバッグで殴ったりするシーンは、なんか見ていて痛かったし、そこまでしても鈍感なイッチーには伝わらないというがまた寂しかったなぁ。。。
市原隼人は映像制作の会社でドジながらも懸命に仕事をしているが、そこに突然やってくる上野樹里の飛行機事故死の報せ。二人は学生時代、映画研究会で共にすごしてきた仲間だ。
映画は、出会いから順々に回想が続く。若くてかわいい女子に気を取られる市原隼人と、映画制作に燃える、色気のない上野樹里は特別な関係に発展することもなく、卒業し、働いていた。
お互い好きなのに中途半端な二人の関係は、彼女がアメリカに発ち、彼が年上の女性(相田翔子)と付き合い始めたことで断ち切られたように思えたが、亡くなって初めて大切さに気付く、みたいな。
青春映画ですね。テンポ良くてあっという間でした。
個人的には、上野樹里は好きなら好きって言えばいいのに、と思いました。ペデストリアンデッキでイッチーを蹴ったりバッグで殴ったりするシーンは、なんか見ていて痛かったし、そこまでしても鈍感なイッチーには伝わらないというがまた寂しかったなぁ。。。