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「秘密」(1999) [MOVIE]

これまでいろいろ見てきた、原作東野圭吾の世界。ついに残っていた「秘密」を拝見。

原作を読んでいなかったので、事故で娘の体に母親の心が宿る、くらいの概略しか知らなかったけれど、実は結構奥深い。家庭では夫婦としてすごし、外では父娘としてふるまう奇妙な関係が、いつまでも続けられるわけはなく、妻が夫のためを思ってした決断は・・・

広末涼子が母親の心情をよく演じている。

好き嫌いが分かれそうなクライマックスは、私はやっぱり納得できないけど。


秘密

秘密

  • 出版社/メーカー: 東宝ビデオ
  • メディア: DVD



秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫



「変身」(2005) [MOVIE]

まだまだ続く「原作 東野圭吾の世界」(の録画)。今日見たのは「変身」。

これは原作の小説を読むだけにとどめるべきだった。映画を見たことを激しく後悔・・・。
「g@me」や「手紙」がよかっただけに、かな~り残念。

以上


変身

変身

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



変身 (講談社文庫)

変身 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/06
  • メディア: 文庫



「g@me」(2003) [MOVIE]

原作は東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」。
最近CSの「日本映画専門チャンネル」では、福山雅治主演の「容疑者Xの献身」公開にあわせて、「原作東野圭吾の世界」という特集をやっていた。彼の小説は好きだけど、日本映画はあんまり馴染みがない私も、先日の「手紙」に続いて「g@me」も見てしまった。

原作が面白いから当然いい作品だったけれど、かっこいい広告代理店マン・藤木直人がクライアントの娘・仲間由紀恵と狂言誘拐をし、クライアント・石橋凌と頭脳戦を繰り広げるいう豪華キャスト!

東野圭吾って文章は結構読みやすいのに、ぐいぐい引っ張っていく勢いがある。
彼が原作の映画として、「秘密」と「変身」も録画してあるので、見るのが楽しみだ。
「容疑者Xの献身」も、劇場に見に行ってしまうかも!?


g@me.(通常版)

g@me.(通常版)

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/06/14
  • メディア: 文庫



「手紙」(2006) [MOVIE]

東野圭吾の小説を映画化。
弟の学費のために強盗に入り、誤って老婆を殺してしまった男が、刑務所から弟に手紙を書き続けている。弟は世間の差別から逃げるように生きていたが、やっと夢や幸せをつかみかけるといつも、“殺人犯の弟”であることが理由で逃すため、兄を憎み、返事を書かずにいた。そんな弟も家族を持ち・・・・

光市母子殺害事件の本を読んだ後だけに、結構きついものがありました。この本は被害者家族の目線でしたが、この映画は加害者家族の目線。とにかく殺人事件は沢山の人を不幸にする。

それにしても、沢尻エリカは本当にかわいくて演技もよくて、今頃どこでなにをしているのかなぁと、ひそひしと感じました。


手紙 スタンダード版

手紙 スタンダード版

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD




手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫



「となり町戦争」(2007) [MOVIE]

たまたま目にしたCMにやられた。江口洋介かっこいいんだもの。で、ついつい見てしまったら、消化不良ぎみ。

旅行会社に勤める江口洋介は、何気なく爪を切りながら、開いていた町の広報紙で隣町と戦争が始まったことを知る。それで「なにそれ?」と思っても、なぜか淡々としている。彼にとって戦争とは、自分に無関係なことなのだろう。

とはいえ、通勤時に隣町を通過することから偵察要員に任命され、さらに偽装結婚の上、隣町に潜伏させられる。その間も彼は「戦争」の実感がないまま、ただ巻き込まれていくだけ。

彼を偵察要員に選び、のちに偽装結婚の相手となるのは、町役場の戦争対策室の原田知世。何事も業務として、感情を表さずに遂行していく彼女もまたヘン。。。

平和ボケした江口洋介と、無感情の原田知世が歩み寄っていくところが見どころ?

いずれにしてもありえない設定だし、戦闘シーンは一切なしの不思議な戦争映画(いや、ラブ・ストーリー?)でしたが、自分も平和ボケな方なので、なにげに少し考えさせられました。


となり町戦争

となり町戦争

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD




となり町戦争 (集英社文庫)

となり町戦争 (集英社文庫)

  • 作者: 三崎 亜記
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 文庫




「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」(2007) [MOVIE]

それにしても、筧利夫はうまいことブレイクしましたよね。ここ数年、あちこちで見かけます。

さて、この映画、筧さんが四十路を過ぎて独身でいるわけですが、いつも行くコンビニのレジの子が、懐かしい歌を口ずさむのを耳にする。それは昔彼が聞いた「22歳の別れ」。後にバイトをクビになった彼女は、筧さんに援交を迫って承諾してもらう。変わった設定ですね。

筧さんは学生時代、田舎から一緒に上京して一緒に暮らしていた女性がいた。その女性が東京暮らしに疲れ、筧さんとの見えない将来にも不安を抱えて一人で帰郷してしまって、彼女は見合い結婚の上、出産時に死んでしまった。まあ、その娘がこの援交娘ということなんです。

筧さんと煮え切らない関係を続けながら歳をとってしまった清水美砂、援交娘が貧しい暮らしを共にしているフリーター男性、会社から切り捨てられそうな筧さんの先輩三浦友和など、今の社会ならではの設定。
それに反して、仕事は順調で独身貴族の彼が、援交娘との交流のすえに出す答えは?みたいな

ちなみにこの「Lycoris」とは彼岸花ですが、葉と花が同時に存在することがないので、葉は花を見たことがなく、花も葉を見たことがない、ということらしいです。なんか深い。


22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語 特別版

22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語 特別版

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD



「ドッグ・スター」石橋凌とトヨエツを見たくて・・・ [MOVIE]

見たんですけど、なんていうか期待はずれでしたね。

ネタバレになってしまいますが、盲目の元ボクサー石橋凌が、盲導犬シロを連れて飲んで帰る途中に、交通事故で死んでしまう。幽霊になって出てきて、シロの願いをかなえると言うと、シロは人間の姿で昔の飼い主ハルカ(井川遥)に会いたいとお願いする。そして、その日たまたま死んだトヨエツの体を借りて、中身は犬のシロがハルカに会いに行く。

トヨエツは、本当に犬なんじゃないかと思ってしまうほど仕草がかわいかった。しだいにハルカと惹かれあうが、彼はもう老犬で余命も短いことから、複雑な心境を熱演しています。

それにしても、井川遥はかわいいけど演技はイマイチです。彼女の両親は飛行機事故で亡くなっていて、田舎で幼稚園の先生をしていると生徒がプールで亡くなり、幼稚園にやってくる移動動物園の園長もバスから転落して亡くなる。恋人も心を病んでしまうし、彼女の周りには死や不幸がまとわりついている感じ。うーん、なんだかな。


ドッグ・スター プレミアム・エディション

ドッグ・スター プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD



「クローズド・ノート」(2007) [MOVIE]

沢尻エリカの「べつに」発言で何かと話題になった(映画自体はあんまり話題になってなかった?)、「クローズド・ノート」を拝見。

ストーリーは結構面白かったし、俳優もみんな良かった。特に伊勢谷友介は切ない表情がいい感じ。京都の風景も、マンドリンの演奏もきれいでしたね。
それにしてもエリカ様、すごくかわいくて演技力もあるのにもったいないことをした。その一言に尽きます。今はどこで何をしているのでしょうか。


クローズド・ノート スタンダード・エディション

クローズド・ノート スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



「ウォーターワールド」(1995米) [MOVIE]

昔、見ようと思って録画したが、かれこれ1年近く経とうとしたしていた。
ケヴィン・コスナーには「ポストマン」でがっかりさせられていたので、あまり興味はわかなかったけれど、ケーブルテレビもタダじゃないし、それなりに見ないともったいないなと思って録画しておいた感じ。それを棚卸し的に再生した。

それにしても最近のハードディスク録画機ってホントに便利。とりあえず1.3倍速で再生しても、何の問題もなくストーリーはわかる。途中、戦闘シーンがかったるくなると、2倍速という手も使える。2倍速再生でも音は出るし、洋画だと字幕もあるからへっちゃらなのだ。それでもストーリーはわかる。。。

感想、特になし。
環境破壊が進んで北極や南極の氷が溶け、「水の世界」で海上生活を続ける人々が「ドライランド」を求めて戦っている話だけど、この映画づくりでどれだけ環境を破壊したのか。。。


ウォーターワールド

ウォーターワールド

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD



「僕はラジオ」(2003米) [MOVIE]

これは人に勧めたい映画です。
主演のエド・ハリスが好きでだいぶ前から録画しておいたのですが、もっと早く見ればよかったと後悔。

高校のアメフトチームの監督をしているエド・ハリス。学校のまわりをうろつく、知的障害者の青年をコートに招き、チームの手伝いをさせることにする。それに対する反感は、メンバーだけでなくチームを応援する地元のおじさんたちにも芽生えて、エド・ハリスの立場を悪くしていく。それでも彼は、ピュアな心を持った青年の力になろうと頑張るんですね。少年時代の苦い記憶というか後悔があって。

「僕はラジオ」というタイトル(原題:RADIO)は、自分の名前もいえない知的障害者の青年が、ラジオが好きでいつも持ち歩いていて、「ラジオ」と呼ばれるようになることから。
このストーリー、実話がもとになっているそうで、現在おじさんになったラジオの映像も出てきます。

とにかく心が洗われる作品です。


僕はラジオ

僕はラジオ

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



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