「橋をめぐる―いつかのきみへ、いつかのぼくへ」橋本 紡 [BOOK]
最近忙しくてブログを更新していなかったのですが、結構、読書はしていました。その中でもとても面白くて二度読んだのがこれ、「橋をめぐる」。
橋本紡さんは、もともとラノベを書かれているそうで、これまで接点がなかったのですが、別冊文藝春秋で連載していた「ふれられるよ今は、きみのことを」がとてもしっくりきたので、この本を買って読んでみました。
深川を舞台にした6つの物語は、古くからこの町に暮らす人と、新しく移り住んだ人とが登場しながら、橋や古い建築物も交えて、人間模様が描かれている。橋を渡ることで川を越えるのは、なんとなく気持ちに一区切りがつく気がします。
それぞれのストーリーが趣深いのですが、私は「まつぼっくり橋」がとても気に入っています。新居を探すカップルの話で、男性のほうはマンション設計の仕事をしている。同行する友人は不動産会社に勤めており、二人は建築を学んだ同級生。不満を抱えながら今の仕事をしている二人が、この新居探しを通して本当にやりたいことをやる気持ちになっていくところがいい。カップルの女性のほうも、勝手な彼氏に不安になりながらも、最終的には背中を押してあげるところが良い。
そんな気持ちにさせる町、深川に住んでみたいとおもいました。
橋本紡さんは、もともとラノベを書かれているそうで、これまで接点がなかったのですが、別冊文藝春秋で連載していた「ふれられるよ今は、きみのことを」がとてもしっくりきたので、この本を買って読んでみました。
深川を舞台にした6つの物語は、古くからこの町に暮らす人と、新しく移り住んだ人とが登場しながら、橋や古い建築物も交えて、人間模様が描かれている。橋を渡ることで川を越えるのは、なんとなく気持ちに一区切りがつく気がします。
それぞれのストーリーが趣深いのですが、私は「まつぼっくり橋」がとても気に入っています。新居を探すカップルの話で、男性のほうはマンション設計の仕事をしている。同行する友人は不動産会社に勤めており、二人は建築を学んだ同級生。不満を抱えながら今の仕事をしている二人が、この新居探しを通して本当にやりたいことをやる気持ちになっていくところがいい。カップルの女性のほうも、勝手な彼氏に不安になりながらも、最終的には背中を押してあげるところが良い。
そんな気持ちにさせる町、深川に住んでみたいとおもいました。
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