「今日のごちそう」橋本 紡 [BOOK]
本の面白いところは、ふとしたきっかけである作家を知り、その人の作品を面白いと思ったら他の作品も読みたくなり、そしてもっと好きになっていくところだと思う。映画も音楽も似ているけれど、かかわっている人が多いせいか時々裏切られることがあるが、本はそういうことが少ないかも。
橋本紡さんもたまたま目にして気に入って、いくつか読んでいるうちにこの「今日のごちそう」にたどりついたのですが、これがまたよかった。
短い作品がたくさん詰まった本で、一篇一篇に料理が出てくる。
一人きりの料理、二人の料理、家族の料理。
料理を作りながらいろいろなことを考える。食べながら思いを巡らす。バラバラの材料がいろいろな過程を経ながらひとつの美味しい料理になるのは、家族ができあがっていくのと似ている。離れかけた気持ちを一つの料理がつなぎとめることもある。
びっくりするような話はないけれど、一つ一つが美味しそうで、読んでいて顔がほころんでくる作品ばかりです。これを読むと料理をしたくなります。
橋本紡さんもたまたま目にして気に入って、いくつか読んでいるうちにこの「今日のごちそう」にたどりついたのですが、これがまたよかった。
短い作品がたくさん詰まった本で、一篇一篇に料理が出てくる。
一人きりの料理、二人の料理、家族の料理。
料理を作りながらいろいろなことを考える。食べながら思いを巡らす。バラバラの材料がいろいろな過程を経ながらひとつの美味しい料理になるのは、家族ができあがっていくのと似ている。離れかけた気持ちを一つの料理がつなぎとめることもある。
びっくりするような話はないけれど、一つ一つが美味しそうで、読んでいて顔がほころんでくる作品ばかりです。これを読むと料理をしたくなります。
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