「民宿雪国」樋口毅宏 [BOOK]
これは先々週というか、ゴールデン・ウィークに読んだ本。
樋口毅宏さんの本は読んだことがなかった。けれどこのかたが、自著が公立図書館で多くの人が貸出待ちをしているのを知って、新刊の「雑司ヶ谷 R.I.P.」の奥付の前ページに、図書館に向けて半年間の貸出猶予をお願いする記述をしたことで、気になっていた。
たしかに、新刊が図書館で簡単に借りられるとなると、著者としては商機を逃すことになるので、複雑なことだと思う。でも、本当にほしい人は自分で買うし、そうでもない人は文庫になるのを待つし、その間の人が図書館で借りるのかなぁと思うので、あまり変わらない気もするけど。
それにしても、図書館は新しい雑誌も揃っていて、ちょっと贅沢なのかもなぁ。税金を納めている側からすると、そんな新しい物よりも、資料的価値のあるものなどを揃えてほしい。
さて、そんなことで読んでみました「民宿雪国」。
タイトルからは、勝手にのどかなイメージを持っていたけれど、どっちかというとホラーっぽい。
冒頭からグロテスクでショックを受けるが、怖いもの見たさでどんどん読み進めてしまった。主人公がおどろおどろしくて感情移入できなかったけど、印象に残る作品でした。構成が斬新だし、文章もいい。
そして、
樋口毅宏さんの本は読んだことがなかった。けれどこのかたが、自著が公立図書館で多くの人が貸出待ちをしているのを知って、新刊の「雑司ヶ谷 R.I.P.」の奥付の前ページに、図書館に向けて半年間の貸出猶予をお願いする記述をしたことで、気になっていた。
たしかに、新刊が図書館で簡単に借りられるとなると、著者としては商機を逃すことになるので、複雑なことだと思う。でも、本当にほしい人は自分で買うし、そうでもない人は文庫になるのを待つし、その間の人が図書館で借りるのかなぁと思うので、あまり変わらない気もするけど。
それにしても、図書館は新しい雑誌も揃っていて、ちょっと贅沢なのかもなぁ。税金を納めている側からすると、そんな新しい物よりも、資料的価値のあるものなどを揃えてほしい。
さて、そんなことで読んでみました「民宿雪国」。
タイトルからは、勝手にのどかなイメージを持っていたけれど、どっちかというとホラーっぽい。
冒頭からグロテスクでショックを受けるが、怖いもの見たさでどんどん読み進めてしまった。主人公がおどろおどろしくて感情移入できなかったけど、印象に残る作品でした。構成が斬新だし、文章もいい。
そして、
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